日々雑感

廣森個人や廣森研究室に関する簡単な日記です。

2022年10月

10月3日


週末は,土曜は学会,日曜は研究会。


後者は,昨年に続く第2弾。今回は対面にもなって,メンバーもパワーアップしたので,さらに充実した会になりました。会自体は大阪での開催でしたが,参加者は東京,大阪,北海道,さらに海外(イギリス)からの参加もあって,ハイブリットの便利さを改めて痛感。事前にいただいたお菓子も各地の銘菓がたくさんでした。




研究会後の懇親会も終始和やかな雰囲気で,早くも次回(国内),次々回(海外)の会の予定も決まったようです。大阪は日中はまだそれなりに暑かったですが,夜はちょうどいい気温で,外でおしゃべりするには最高のひと時でした。久しぶりに,道頓堀にあるグリコサインも拝むことができたので,思い残すことはありません(笑)。




2022年9月

9月28日


ハンガリーから来た学生さんが,研究室までわざわざお土産を持ってきてくれました。渡してくれる際,片言の日本語で「はさみです」と。


はさみ?? 聞き返すと,日本人がハンガリーに来たら,皆さん買っていきますというので,ハンガリーってそんなにはさみが有名だったかなと思ったら,こちら(↓)でした。




「はさみ」と「はちみつ」,まあ,似てますね(笑)。


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9月25日


先日の国際学会の報告を早速,研究科のホームページでも取り上げてくれたようです。


"英語教育学研究領域の院生3名が国際学会で研究発表を行いました!"


これで海外出張は(数か月の間は)一段落ですが,今週末はすぐまた国内出張(大阪)。


イギリス赴任で旅立った卒業生(元ゼミ生)が「海外で働いてみたいという僕の意志は,先生のゼミに所属できたことが大いに関係があり,そういった意味でも大変感謝しております」とメールをくれました。うちのゼミ,そんなたいそうなこと,やってたかしら。


それよりも,卒論でいっぱい文句を言われて,「先生の言っていることはよくわかりません」と半分キレていた彼が,こんなことを言ってくれる日が来るとは(遠い目…)。


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9月19日


週末は,ベトナムの国際学会に参加。これまでハノイ,ホーチミンには来たことはありましたが,ニャチャンは初めて。




VietTESOL,なかなか良い学会でした。皆さん熱心に勉強するし,参加者もフレンドリー。院生の発表も好意的に受け止めてくれました。チェアのHang Voさんも気遣いのできる人で,とても助かりました。発表後も多くの方が教室に残って,質問や連絡先の交換などをお願いされました。「せっかくの機会なので,集合写真を撮らせてください」とまで言われたのは,珍しいパターンかも。まあ,院生が一生懸命発表していたのが伝わったのでしょう。彼らにとっては,いい経験になったはずです。




さて,これから飛行機を乗り継いで帰国を目指すわけですが,台風が「東京都には,20日明け方から朝にかけて最も接近する見込み」って,まさに20日朝に到着予定。こちらの空は快晴なんですけどね。




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9月14日


聞いたこともない名前の方から,来週以降の授業に関する英語のメールが来て,「こんな英語の先生,うちにいたかなあ…?」と思っていたら,カナダからの交換留学生でした(すっかり忘れてました)。というか,もう一人いたのか。


授業もそろそろ始まりますが,その前にもう一仕事。15~16日は大学院のI期入試。17日~は院生3人を連れて,ベトナムに海外出張。20日は私もメンバーで参画している「外国語教育研究の再現可能性」プロジェクトの公開イベント。


最後のやつは,豪華な発表者が揃っていますので,お時間が許す方はぜひ覗いてみてください(要事前予約)。プロジェクト自体のサイトはこちら,イベントの参加申し込みはこちらです。




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9月9日


イギリスの話をしていたら,エリザベス女王が亡くなってしまいました。彼女がコロナ禍のなかで行った特別スピーチとか,テレビの前で正座して聞いたものです。チャールズさん,頑張ってほしいです。


海外関連の話で,今週はあちこちの院生・学生の対応。アメリカの院生(と指導教員)からは,調査協力の打診。そういえば,うちの院生が最近よく参照している論文を書いたのは,この研究グループの人たちでした。ハンガリーの学生さんは,後期から学部ゼミに交換留学生として加わる予定ですが,彼女はZoltánが最初に職を得た大学の学生さん。彼が亡くなってすぐにそこの大学から学生を受け入れるというのは,何だか偶然とも言えない感じ。ラオスの学生さんは,後期から院ゼミに研究生(国費留学生)として加わる予定ですが,ラオスは東南アジアのなかでまだ行けていない数少ない国の1つ。彼女がいるうちに,一度は訪れてみたいと思っています。


ということで,世の中はどんどん動き出しています。日本もぼぉ~としていると,さらに取り残されますよ。


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9月6日


時差ボケは回復気味ですが,まだまだリハビリ中という感じ。


人間,慣れというのは怖いもので,10日もマスクをしないと,やっぱりそっちの方が良かったなあと。実際,一番ひどい時期のイギリスも経験しているので,何となくどのあたりがまずいのかという直感は働くようになっていると思いますけど,外を歩くのにマスクとかはほんと,ナンセンスかと。


イギリスと言えば,新しい首相も決まって,ボリスさんもFarewell speechをしてました。いろいろ問題のある人だったのでしょうけど,個人的には歴代のイギリス首相のなかで一番好きでした。人間,「矛盾のない人」は面白くないのですよ。そういえば,奥さんはよく彼のことを「チャーミングな人」だと形容してました。


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9月1日


学会行脚も無事に終了。最終日まで自分の発表が残っているというのはあまり気持ちの良いものではありませんでしたが,発表後の質疑応答の手ごたえもあり(QAの10分間,質問が絶えなかった),いろいろと貴重なアドバイスももらえて(大御所の先生方が次々と質問してくれた),収穫の多い機会となりました。


発表後はホテルに戻り,荷物をまとめてすぐにドイツのミュンヘンに移動。駅に着いたら,今度はすぐに検査センターへ出かけて,PCR検査。30分で結果を送ってくれるという特急サービスを利用(結構,高かった)。検査の結果は,…,




ということで,無事に日本に帰れるようです。こういう時期に海外に出るというのはまだまだハードルが高いですが,ハードルが高いということはやる意味があるということですよ。まさに,No risk, no storyです。


2022年8月

8月30日


ということで,今度はTBLT 2022。先の学会と比べると規模は小さいものの,こちらはガチの研究者の集まり(というのが個人的な印象)。




発表の傾向としては,一昔前のように「力技」でゴリゴリ押すタイプよりは「合わせ技一本」というタイプの研究が主流。これは分野自体の成熟を示しているようにも思います。また,発表者の属性としては,発表が5つあったら,3つぐらいは博士課程の院生さん。この傾向は,最近はどこの学会に行っても同じ。最先端の研究は博士の院生(とそれを指導する教員)が引っ張っているということでしょう。


そんなことを考えながら発表を聞くわけですが,ふと教室の窓から外を眺めると,こんな景色。全然集中できない。というか,意味がわからない(笑)。




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8月28日


一仕事終えたので,次の仕事場へ。スイスからオーストリアへは鉄道移動でしたが,途中の景色はまるで「世界の車窓から」そのもの。おかげで,仕事も捗りました(先日飛んできた,とある国際ジャーナルの査読もほぼ終わっちゃいました)。というか,景色,見ろよ…。




移動はそこそこ長かったですが,移動先のホテルは駅から徒歩3分でしたし,部屋からの眺めを見たら,移動の疲れもかなり癒されました。




さて,明日はまた朝から学会。ホテルから会場(インスブルック大学)までは徒歩5~6分ぐらいで行けるようなので,散歩がてら歩いて行ってみる予定。


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8月26日


ということで,数日前からはフリブールに移動して,EuroSLA 31。規模の大きい学会なので,発表のスケジュールも朝8時半から夕方7時半まで,びっしり詰まっていました。例年,日本人の参加者もそれなりに目立った気がしますが,今回はプログラムを見る限り,10名弱しかいない模様。




自分の専門に近い研究発表を中心に,共同研究で取り組んでいるテーマの発表もいくつかのぞいてみたり。マスク事情についていうと,学会プログラムには「マスク推奨」とあった気もしますが,実際にはつけている人,ゼロ。教室内でマスクなしでのやり取りというのは,なかなかの久しぶり。結果,できるだけ教室の後ろの方に座ろうとするものの,目が悪いのでスライドの字が見えないという,なかなかの悪循環…。




ちなみに,学会開催地のスイスの公用語はドイツ語,フランス語,イタリア語,ロマンシュ語。ホテルやレストラン以外では,ほぼ地元の人は英語以外で話しています(こちらが拙い英語で話しかけても,向こうは基本,フランス語で返してきました)。結果,スイスですら,こういったビジネスが成り立つんでしょう。まあ,最後は言語の問題じゃなくて,話す中身の問題でしょうけど。




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8月24日


今日から(昨日から?),海外出張。途中,ドーハでランプベア先生にご挨拶。




飛行機を乗り換えて,まずは無事にスイスのジュネーブに到着。飛行機内はもう少し気を使うかなと思いましたが,ちゃんと皆さんマスクでした。でも,入国審査時にはもう9割はノーマスク(笑)。


こちらの気温は日中こそ30度前後ありますが,朝晩は比較的涼しく,湿度も低いので快適です。これで物価がもう少し安ければ,もう言うことはないのでしょうけど(ちなみに,スイス国民の平均年収は日本円で1,000万を超えているそうです)。




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8月21日


週末は卒業生の同窓会に呼ばれたので,ちょっとだけ顔を出してきました。二桁以上が集まるこういう会に参加したのは,いつぶり(?)という感じ。とはいえ,No riskなら,No gain, no fun, and no story。



(集合写真は誰かが何かを言われても嫌なので,控えておきましょう)


それにしても,久しぶりに彼らの顔を見ると,何となくほっとするものです。まだ若いので,いろいろ大変なこともあるでしょうが,それはずっと続くわけではなくて(止まない雨はない!),そのうち良くなるものです。逆に,いまが良くても,この先,つらい時期もやってくるでしょう。


人生,最後はちょんちょんで終わるものです。


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8月17日


ここのところ,立派な企業人,立派な先生,(そして今日は)立派な学生さんと立て続けにやり取りすることができて,何だかこちらが元気をもらっている感じ。やっぱり,「やる気は伝染する」のです。


先日,卒業生のことを少し書いたら,早速あちらこちらから(有難い!)。「先生に会いたい欲が高まっています」とか,そんな欲求はいりませんけど(笑)。ただ,人間というのは,会って話したいのですよ。


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8月12日


夏休みのはずですが,相変わらずぽつぽつと用事が入るので,あまり休みの感じがしません。


先週末は学会に出たり,その後はワクチン接種を受けたり,院生さんの研究指導(×3)をしたり。学生と言えば,今週末にも卒業生(×2)が研究室に遊びに来る予定でしたが,お盆ということでちょうど全学停電の日(残念)。来月からイギリス勤務で渡英とか言ってたので,その前に会って激励しておかなければなりません。


また,来週末は別の卒業生らの代が久しぶりに集まるとかで,それに呼び出されてしまいました。お盆でも実家に帰れない私を可愛そうに思ったか(そんなわけないか),北海道の海鮮が云々とか言っていたので,顔だけでも出してこようと思っています。皆さん,元気かしら。


実家と言えば,先日,立派なお野菜を送ってもらいました。少し前までは,生のトマトとか,絶対食べられなかったんですけどね。歳ですね…(笑)。




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8月1日


出張はあっという間におしまい。お勉強して,美味しい空気を吸って,美味しいものを食べて。この時期に外でビアガーデンとか,それだけで満足。唯一の心残りは,師匠に挨拶できなかったこと。




帰りの飛行機のお供は,こちら。本文でいう「この業界で成功するためには…」というのは,そのまま私たちの業界にも当てはまりますね。




体力,人柄,そして才能。まずは,バリバリ研究できる体力がないと話にならない。そして,人柄。ここ10年,15年ほど,周りの若い研究者や院生を見てきても,体力があって,人柄が良ければ,(これだけいくら就職難だと言われていても)ちゃんと就職していってますよね。やっぱり,周りの先達が「応援したくなる」「協力したくなる」ような資質というのは,しっかり身につけないといけません。


そして,最後に才能。才能というのは長くやっていれば身につくし,長くやれることこそ,才能なんですよ。


2022年7月

7月28日


ラオスから来た学生さんのお土産(の1つ)。さあ,困ったぞ。どこに飾ったらいいんだ…。




テストの採点,成績評価もようやく終わりが見えてきた。週末の出張あけは,いよいよもって本の執筆に取り掛からないと,締切に間に合わなくなるな。


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7月24日


先週で授業はおしまい。


水曜の大人数の講義,例年同様に結構頑張って毎回準備しました。最後,簡単に挨拶したら,学生さん,皆さんで拍手してくれました。なんて,いい学生たちなんだ(笑)。


木曜の学部ゼミ,前期のまとめとしてグル研&卒研の中間発表。計画した後で気がつきましたが,例年,この時期に3年生には発表は求めてませんでした(単純に忘れてた。彼らに言ったら,叱られる…)。それはさておき,4年生も含め,皆さん忙しい中,よく準備してました。


今年こそはゼミ合宿に行けそうかなと思っていましたが,ここ最近の状況もあって,とりあえず延期。まずはそれまでの間,みんな,いっぱい遊んで来い!




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7月16日


今週も命からがら乗り切ったという感じ。昨日も午前から会議があって,午後の会議も15:30に始まって,最後の会議が終わったのは20:30。民主主義,万歳。


そんな中なので,外部の取材とかは受けている余裕はないのですけど,今回のは受けるのが礼儀でしょう。事前にかなり勉強されてきて,尋ねたいポイントも明確。こちらの方がいい勉強になりました。ちなみに,以下は質問された内容の一部。


・効果的な動機づけの方法は、外国語学習とほかの学習(例えば運動や他教科など)で異なる点はあるでしょうか?特に日本の環境で英語を学習する場合に重要だと思われる要因はあります?


・学校の授業では、すでにやる気が高い学習者とやる気が低い学習者が混在していることが多いと思います。同じ動機づけの方法や学習環境であっても、その時点での学習者のやる気のレベルによって、効果が異なりますか?


・学習における動機づけに関する研究では、「エンゲージメント」という概念が注目されているようです。どのような考え方でしょうか?モチベーションややる気と、どのように異なりますか?エンゲージメントが高い学習者には、どのような特徴がありますか?


その他,先日は大学院のI期入試の出願締切。最近は関東,関西だけでなく,東北からも出願してきてくれるようになりましたが,今回はついに津軽海峡を越えて,北海道からも応募がありました!もうこうなってくると,わざわざ東京にいなくても良いような気もしてきました。


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7月10日


週末は,長野でJALT Pan-SIGの学会。ふと思い返すと,久しぶりに対面開催の学会に参加しました。皆さん,心なしか,嬉しそうな感じでした。また,院ゼミの学生さんも立派に発表していたので,良かったです。




終わった後は,院生さんと一緒にお蕎麦を食べて,私は近場をちょっとだけ散策して,(選挙にも行かなきゃいけないので)すぐ新幹線で帰京。それにしても,人出がそれなりにありましたが,皆さん暑くないんでしょうか(笑)。次は月末に北海道に出張。実家に顔ぐらい出したいものですが,そんな時間はないでしょうね。




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7月3日


なかなかスラスラと読めるような本ではないですけど,「学習」ということや学習された「知識」というものがどういうものかを,認知科学の視点から明らかにしようとした意欲的な書。


これを読むと,例えば研究をするとか,論文を書くとかいうのは,Aをして,次にBをして,最後にCをして,…,というようにステップ・バイ・ステップで教えられるような類のものではないことがよくわかります。論文の書き方とか,教えて身につくようなものではないのですよね,たぶん。




7月も学期末のあれやこれやに加えて,出張,取材対応,原稿締切などいろいろありますが,元気に乗り切りましょう。


2022年6月

6月26日


まだ6月にも関わらず,この猛暑。真夏は一体どうなるのやら。そんな中,実家からメロンを送ってもらったので,ほんの少しだけ至福の時。




週末の講演は,対面だったら(暑くて)大変だった気もしますが,オンラインということで研究室から(室温だけは涼しく?)参加。発表後,コーディネーターの先生からは,「私が担当した3年間で,最高の参加者数でした」「先生のネームバリューは流石です!!」と,(半分以上はお世辞でしょうけど)有難いお言葉をいただきました。


学会等,対外的な活動にはもう少し時間を割きたいのですが,目の前の学生,所属する組織の仕事,自分の家庭,が優先順位ベスト3(トップ3という意味ではない)なので,私の能力ではこの辺りが限界。ケンキュウシャ,としては二流ですね。


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6月23日


一昨日は誕生日ということで,はや47歳。何をしなくても,歳は取る…。そんな中でも,学生さんにお祝いしてもらったり。彼らが「先生,困った」と言ってきたら,地球の裏側にいても助けに行きますよ(笑)。




一方,47歳と言っても,学内ではまだまだ若い部類。平均年齢で言うと,教授57.2歳,准教授47.5歳,講師43.0歳の世界。ようやく,准教授の平均年齢に追いついたところだもの,まだまだこき使われますよね。


今週も平日はほぼ埋まっていて,週末は中部地区英語教育学会でセミナーの講師(90分)。そういえば,こちらの学会にはちょうど10年前にも(シンポジウムの講師で)呼んでいただいていました。ということは,今度はまた10年後でしょうか(笑)。




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6月19日


とある記事で,非正規教員の割合が増え続けていて,その数は全国の公立学校で5~6人に1人に上るとあって,愕然(文科省,こういうデータは絶対自ら出さない)。


思うことは2つ。1つは,教員は「舐められやすい」職業だということ。要するに,誰でもできる(と思われている)。この点については,正直,各教員の不断の努力も必要だと思います。


もう1つは,そうは言っても,という話。私はたまたま運よく正規で雇ってもらってますが,同じように努力したって,同じような能力があったって,みんなうまく行くわけではない。


セーフティーネットがない(機能してない)社会は,一度失敗したら,もうやり直せない。結果,みんなが失敗を恐れて,挑戦をしたがらなくなる。それが次の社会に与える影響は甚大。


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6月14日


相変わらず,てんやわんや。昨日(月曜)も,10:00~,13:00~,16:20~,と会議。今日(火曜)も,9:00~(授業2コマ),14:30~,17:00~,とアポ。


今日の昼過ぎのやつは,院進学を希望する学生さんの研究室訪問。パワーポイントで資料を作ってきて,しっかりプレゼンされていました(なぜかしら,また青森出身)。


夕方からのやつは,学部ゼミの話を聞きたいという1年生と3年生の研究室訪問。そういえば,今日会った2年生の学生さんにも「廣森ゼミって,何するんですか?」と尋ねられました。彼曰く,廣森ゼミ,人気だそうです。ホントかよ(笑)。


学生指導に関しては,いろいろ気がつくことはあるものの,時間と体力は有限。なかなかすべてをフォローするのは難しいものです。先週,若くして(62歳で)亡くなったZoltanも,世界中の教え子にエネルギーを注ぎ過ぎたのかもしれません。


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6月8日


とても良い本なので,自腹でまとめ買いして,院生に配ることにしました。




「基礎(初歩ではありません)からわかる」とあるように,論文の書き方について,とても丁寧に,わかりやすくまとめています。学問に型があるように,論文にも型があります(文献情報の書き方などは,その最たる例)。いつも授業で話していることがあちこちに出てくるので,とても助かります。


そういえば,私が大学院生だったとき,当時の指導教員の先生の授業で,小熊さんが1995年に出版した『単一民族神話の起源』を読まされました。以下,当時(20年以上前)のレポートの冒頭です。


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「日本」という国には、いわゆる「単一民族、単一言語、単一文化」という表現に代表される“単一性神話”が根強く存在する(コリン・ベーカー著、岡秀夫訳・編、1996: 341)。これは日本が稲作農耕文化を背景に発展してきたことと深い関係を持っており、この文化によって一元化された「均質国家」というのが、わが国に対する一般的な見方のようである。網野(1993)は、芸能や女性が「日本人の均質性」を強める上で重要な役割を果してきたこと、また日本人を均質・等質とする意識は歴史的に形成されてきたものであることを指摘している。


それらに対し、本書『単一民族神話の起源』(以下、小熊(1995)とする)は、「日本人はどこから来たのか?」、あるいは「日本人のルーツは?」というような言説がどのようにして生まれ、どのように一般論として形成・定着され、どのように歴史に影響を与えたかを、膨大な資料から検証することを通じ、「日本社会は単一民族である」という‘神話’がどこからきたのか明らかにしようとした。その結果著者は、日本が周辺諸国を植民地化しつつあった戦前期には、日本民族=混合民族論が支配的であったのに対し、敗戦後、領土が縮小し、周辺アジアを覆う冷戦の緊張から「一国平和主義」的に距離を置こうとする戦後期に入って、むしろ単一民族論が主流になったことを明らかにした。(以下,省略)

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若っい(笑)。


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6月2日


だんだん湿度も高くなってきて,いつも以上に体力消耗が激しい今日この頃。そんな中でも,学生さんはよく頑張ってくれています。


今日の授業のプレゼンも立派でした。英語の専門書に関するプレゼンを英語でやるだけでも大変なのに,そこに自分たちで独自に行った調査の結果を教科書の内容と絡めながら報告し,発表後の質疑応答も英語で見事にこなしていました。私はもともと求めるレベルが高いので,たいていは文句ばかり言っているのですが,これだけの発表をしてくれると,文句のつけようはありません。


先週の発表も立派で,こういうのが続くことは普段はあまりないのですけど,これは授業自体がうまく行っていることの証拠,と思いたいです(笑)。


というか,そんなことばかり考えているから,研究に手が回らないんですよね…。まあ,動機づけの研究者ですから,やる気のある学生のサポートは惜しまないですけど。


2022年5月

5月27日


あっという間に,5月もおしまい。ということは,BリーグもNBAもそろそろ終わってしまうということ。また秋まで,何を楽しみに生きていけばよいのやら。


こちらの記事,ホントにそうなんですよね。「大学教員らが職務にあてる時間のうち,研究時間の割合は02年度には46.5%だったのが年々減り,18年度は32.9%と3分の2まで落ち込んだ」とかありますけど,私の肌感覚だと,32.9%も研究時間が確保できたことなんか,記憶にないです。


国立大にいたときには,勤務評価は①研究,②教育,③管理運営(要するに学内業務),④社会貢献(要するに学外業務)の4観点でされていました。この観点で行くと,現状,研究はせいぜい15~20%。毎日,一日12時間仕事をしたって,研究に割ける時間はせいぜい2~3時間。


では,どうやって研究時間を(さらに)確保するかとなると,分母となる「職務にあてる時間」を(さらに)増やす,あるいは分子となる②,③,④にかける(かかる)時間を減らす,のどちらかしかないですよね。さて,どうしましょう。


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5月23日


先週末は,学部ゼミと院ゼミ合同でBBQ。天気も晴れて(暑かったぐらい),学生さんたちにとっては良い休日になったのではないでしょうか。授業も5回終わって,だんだん皆さん,馴染んできました。




できるだけ書き物の依頼は(研究者なので)断らないようにしているものの,先日も,ある記念論文集の副代表をお願いされたと思ったら,すぐにまた別の記念論文集への寄稿のお願い。そんなに書くネタはないです(笑)。


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5月16日


先週末(昨日)は日曜だけど,打ち合わせが2つほど。合間に,院生の研究指導など。


今週末は大学院の合同進学相談会。私は役職(大学院教務主任)の関係で,全体の司会進行をしたり,全研究科(計12研究科!)の概要を紹介したり。対面開催なので,お時間がある方はどうぞ。




大学院と言えば,先週はイギリスに滞在中の若者からコンタクトがあって進学相談,明日は学部ゼミの学生さんの進学相談,今週末は後期から研究生として院ゼミに加わる予定の学生さんと顔合わせ。


ゼミと言えば,今週末は学部ゼミのBBQもありました。一応,屋根がある場所を予約してくれているみたいですが,せっかくなので晴れると良いですね。


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5月8日


あっという間にGWも終了。バスケットマンは毎年この時期,関東大学バスケを応援に行くわけですが,今年も明治の学生さん,頑張ってました。だけど,次にあたる白鴎大,強いのよ(だって,おっきい留学生,いっぱいいるんだもの)。あれは反則だ(笑)。




仕事の方は,来年春に改訂版が出ることになった『英語学習のメカニズム』のあれやこれやについて考えたり,来月の講演の準備をぼちぼち始めたり。そういえば,先日出版になった『英語学習の科学』,なかなか面白いです。あれだけの内容を一冊の本で読めるというのは,結構すごいことだと思います。あと,「留学による英語学習」の章を読んでいたら,以前,学部のゼミ生と一緒に書いた本が紹介されてました。彼ら,喜ぶでしょうに。




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5月2日


ようやく,5月。4月は,例年では起こらないようなことが3つ(プライベート含む)同時に起きたので,正直,久しぶりにホントにしんどい感じでした。でも,まあ人間,何とか乗り切るものです(たぶん)。


GWは例年仕事なので普通に出勤するわけですが,そういうのを知ってか,卒業生も研究室に顔を出してくれます。例年だと,とくに春に卒業したての学生(社会人ですね)がやってきて,いろいろ様子を聞かせてくれてました。最近はコロナもあったり,私のサバティカルもあって,そういうわけにも行きませんでしたが,徐々にまた以前のように戻るのかしら(それはそれで,こちらは忙しくなるのですが…)。


2022年4月

4月27日


4月に入って1か月経つか経たないかのうちに,査読の依頼が3本(国内1本,海外2本)。海外のうち1本は,心理学系のそこそこメジャーなジャーナル。ただ,英語教育でもないし,年度はじめの忙しい時期なので,正直どうしようかなあと。


こちらが最初に来たメールの冒頭。


Dear Dr. Tomohito Hiromori,

Given your expertise in this area, I would appreciate your comments on the above paper. I have included the abstract of the manuscript below to provide you with an overview.


迷っていたことを察したのか,翌日(!)に来たメールがこちら。


Dear Dr. Tomohito Hiromori,

You were recently invited to review the above manuscript, but we have not yet received your reply. Because of production and time restrictions, we must now proceed with evaluating this manuscript without your input.


いいですね,この即断即決な潔さ(笑)。私が投稿した論文も,このぐらいのスピーディーさで対応してもらいたいものです。


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4月22日


新学期が始まって,はや2週間。今期はなぜかしら授業が週8コマもあるので,それをこなすだけで精一杯。早く慣れないと。


そんな中,4月ということで新入生の歓迎会なども。今週は院生編。奥さんとちょくちょく利用するお店に行ってきましたが,コース料理もなかなか良かったです。今度,お客さんが来た時でも十分,使えるかな。


来週は学部生編。新しくゼミに入ってきた3年生,マスク効果も相まって,なかなか名前を覚えられそうにありません…。




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4月7日


今週はガイダンス週間で,授業はいよいよ明日からスタート。新入生のガイダンスなども担当しましたが,皆さん,キラキラしていてまぶしかったです(笑)。


お願いされていた,とある連載記事の第一弾ができたそうです(記事をクリックすると,拡大表示されます)。なお,冊子自体はこちらでも読めるようです。ご関心をお持ちの方はどうぞ。


さて,有難く辞令を頂戴したので,額にでも入れて飾っておきましょうか。というか,継続でもいただけるのですね。こういうのを5枚ぐらい集めたら,何かと交換してくれるとか,ないのかしら。




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4月1日


新年度ということでキャンパスにも学生が戻ってきました。やっぱり,キャンパスというのは,学生がいた方がいい!


昨年度は2年のブランクを解消しようとしている間に終わった感じでした。唯一の救いは,卒論を書く4年生(B4),修論を書く修士の院生(M2),博論を書く博士の院生(D3)がいなかったこと。ただ,今年度はいずれの学生もいる(笑)。3年ゼミ15名,4年ゼミ10名,院ゼミ6名と賑やかな感じになりそうですが,楽しくいきましょう。だって,明(るい)大(がく)ですもの。


学内の仕事的には,大学院の教務主任をもう一期(2年)。学外の仕事も,関東甲信越英語教育学会(KATE)の副会長を始め,あちこちに引っ張り出されそうです。学会の方は,サバティカルの関係でうまく足抜けできたと油断していたのですが,また引き戻されてしまいました…。まあ,社会貢献も大事なおつとめですね。


そんな感じで,相変わらず「いつ研究するのよ?」と自分で突っ込みたくなりますが,「研究しなくなったら,おしまい」なので,こちらも諦めず,そしてめげずに頑張ります。


2014年度~

2021年4月~2022年3月の「日々雑感」はこちらです。


2020年4月~2021年3月の「日々雑感」はこちらです。


2019年4月~2020年3月の「日々雑感」はこちらです。


2018年4月~2019年3月の「日々雑感」はこちらです。


2017年4月~2018年3月の「日々雑感」はこちらです。


2016年4月~2017年3月の「日々雑感」はこちらです。


2015年4月~2016年3月の「日々雑感」はこちらです。


2014年4月~2015年3月の「日々雑感」はこちらです。